2013年12月29日 (日) | 編集 |
内も外もきな臭さが漂った2013年。
各国の政治の季節も一段落し、間もなく希望と不安が半分ずつの2014年がやってくる。
今年の日本映画を一言で表すなら、「イヤー・オブ・ジブリ」という事になるだろう。
映画史に残る「となりのトトロ」と「火垂るの墓」の公開からちょうど四半世紀の節目の年に、宮崎駿と高畑勲は共に圧倒的なクオリティで自身の最高傑作を作り上げ、アニメーション映画の世界に地殻変動を起こした。
二人の天才にリードされた、一つの時代が終わったのが今年2013年だと思う。
一方の外国映画は世界各国から優れた作品がやってきたが、個人的には遂に3D技術を新たな演出手法として使いこなした作品が続出したのが印象深い。
それでは、今年の劇場公開作品から「忘れられない映画たち」を鑑賞順に。
「ライフ・オブ・パイ/虎と漂流した227日」は、アン・リー監督が到達した至高の物語論。無理数のπ(パイ)という割り切れない名を持つ少年の語る漂流記は、果たして真実なのか?虎のリチャード・パーカーは実在したのか?圧倒的な映像表現によって、観客は小さな救命ボートの同乗者となり、神性を求める哲学的冒険譚へと旅立つのである。
「ゼロ・ダーク・サーティ」は、ビン・ラディンという姿を見せない恐怖のアイコンによって、人生を支配された一人の女性の、悲しく切ない青春映画だ。世界一漢らしい映画を撮る女性監督、キャスリン・ビグローの演出は今回もキレキレで、息詰まる緊張が157分間に渡って続く。ラストシーンで主人公の頬をつたう涙は、一体何を意味するのだろうか?
「王になった男」は、影武者に仕立てられ15日間だけ王の代理を務める道化が、何時しか本物の“王”となってゆく物語。陰謀渦巻く宮廷劇であり、ラブストーリーであり、骨太のリーダー論であり、何よりも良く出来た人間ドラマだ。人間味溢れる魅力的なキャラクターをユーモアを隠し味に演じ、重厚な存在感を見せるイ・ビョンホンが素晴らしい。
「横道世之介」は、誰にでもある人生を黄金時代の物語。天真爛漫な世之介は皆を照らす太陽だ。特に特別なことが起こる訳ではなく、描かれるのはごく“普通”の80年代の青春。それでも二度と戻らない過去は登場人物それぞれの記憶の中で昇華され、美しい輝きを放つ。世之介世代の私には懐かしいアルバムを観る様だった。
「遺体 明日への十日間」は、3.11から10日間のある遺体安置所の出来事。タイトルも内容もストレートだが、そうでないと伝わらない事もある。 劇映画故にドキュメンタリーよりも距離が近く、より生身の人間たちを感じる。影響範囲が広い原発事故が大きなイシューとなった事で大元の震災と津波には早くも風化の兆しがある。災害の多い国で、喪失とどう向き合うかという意味でも重要な作品だ。
「汚れなき祈り」は、ルーマニアで実際に起こったエクソシスト事件を描いた作品。とは言っても、もちろんホラーではなく、二人の女性を軸に信仰と不寛容を問うた力作だ。信仰に生きる友を神の愛から取り戻そうとする者は、必然的に罪深い悪魔とされるしかない。愛と罪、個の意思と信仰など複雑な人間心理に迫ったズシリと重い作品だ。
「リンカーン」は、南北戦争末期、戦争終結と奴隷制に止めを刺す合衆国憲法修正13条の成立という相反する二つの政策を同時に成し遂げなければならなくなった大統領の苦悩を描く。 混乱と戦火の中で、弱き心を奮い立たせ、幾つもの重く辛い決断をした150年前のリーダーの姿は、今の我々に何を語りかけるのか?ゼロ年代以降のスピルバーグ作品のベスト。
「セデック・バレ」は、大日本帝国施政下の台湾で起こった先住民族の反乱、いわゆる霧社事件を描いた前後編実に4時間30分におよぶウェイ・ダーション監督の大力作。「文明が屈服を強いるなら、俺たちは野蛮の魂を見せてやる」虐げられた民の反乱に映画的カタルシスを感じる一方、自分が紛れもなく抑圧者の側である事に複雑な痛みを感じるのだ。
「きっと、うまくいく」は、いわばインド人がサービス精神満載で作った「横道世之介」だ。高度成長期真っ只中のインド版学園コメディは、真夏の太陽の様な熱を持っている。輝かしい青春の記憶は今を生きるエネルギーとなり、笑に涙、ミュージカルや社会風刺まで盛り込んでの2時間50分は全く長く感じない。全ての伏線を完璧に回収してゆく作劇も鮮やかだ。
「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」は、刹那的な生き方をする孤独なライダー、彼を射殺した警官、そして二人の息子たちの15年に及ぶ運命の物語。 141分の上映時間中、主人公が二度入れ替わる脚本構成が面白い。宿命的に出会った二人の男と父の背中を追う息子たちの物語は、父性を描く現代アメリの叙事詩に昇華される。
「はじまりのみち」は、原恵一による木下惠介トリビュートにして69年前に作られた「陸軍」へのアンサームービー、そして何より大いなる映画賛歌だ。木下作品のインスパイアから原恵一が生み出したゾクゾクする幾つもの映画的瞬間は、昭和と平成の名匠による時代を超えた素晴らしいコラボレーションであり、きな臭さを増す現代日本への鋭い警鐘となっている。
「さよなら渓谷」は、まことに不可解な人の心を描く秀作だ。ある事件が発端で、暴き出される隣人夫婦の驚くべき秘密。“妻”は本来憎むべき男を“夫”とし、今また彼を犯罪者に陥れようとする。究極の憎しみの果てにあるのは、一体何か。大森立嗣監督では、秋葉原通り魔事件を映画的に再解釈した「ぼっちゃん」も刺激的な秀作だ。
「モンスター・ユニバーシティ」は、名作「モンスターズ・インク」の前日譚だが、これ一本でも十分に堪能出来る上々の出来。夢いっぱいの大学生活は同時に自分自身が何者かと、この社会の現実を知ってゆく期間でもある。それでも夢への道は決して一つではないのだ。ディズニー・ピクサーではディズニーブランドながら、どちらかと言えばピクサー的な、ゲームキャラたちの“自分の居場所”を巡る物語、「シュガー・ラッシュ」も素晴らしい。
「風立ちぬ」は、宮崎駿の集大成にして、(本人曰く)引退作品。過去の作品の中でも今までで一番私小説的に振り切った内容で、遂にファミリー映画というくびきを逃れた。 呪われた宿命を受け入れてでも、力を尽くして生き、美しいモノを作る。宮崎駿が零戦の設計者である堀越二郎の半生に自らを投影して描く、とてつもなく残酷で、美しいアニメーション映画だ。
「ブランカニエベス」は、白雪姫の童話を20世紀前半のスペインに置き換え、白雪姫が実はマタドールだったというユニークな設定に落とし込む。全編モノクロ、音楽と一部効果音以外サイレントという作りも単に奇を衒った物ではなく、エンターテイメントとして昇華される。 異色のスパニッシュファンタジーの裏側には映画黎明期へのレクイエムが隠されているのだ。
「パシフィック・リム」は、人型ロボvs巨大怪獣という中二魂の夢の結晶。ルチャリブレの国のスーパーオタク、ギレルモ・デル・トロが作り上げた史上最強の怪獣プロレスは、文字通り環太平洋《パシフィック・リム》の各地で繰り広げられ、130分間怒涛の勢いでアドレナリンを燃やし尽くす。 日本の全ての怪獣映画ファンはラストの字幕に涙しただろう。
「日本の悲劇」は、小林政広監督による大変な問題作。登場人物は僅かに四人、一軒の家の中だけで展開する小さな物語は、日本人一億二千万人の縮図である。鬱病、リストラ、老い、そして震災。ほんの数年前まで細やかな幸せに包まれていた彼らは、なぜ悲劇に落ちてしまったのか?一つの家族というミクロを通して日本というマクロが見えてくる。 ユニークな音響演出が秀逸だ。
「ペインレス」は、スペイン内戦の時代に出現した無痛症の子供達を巡る歴史ミステリー。 白血病で余命幾ばくもない主人公の自らのルーツを探る旅は、いつに間にか1930年代に始まる痛覚を持たない奇妙な子供たちを巡る、血塗られた歴史の闇を掘り出してしまう。「パンズ・ラビリンス」に「灼熱の魂」を組み合わせた様な、哀しく切ない人間ドラマの秀作だ。
「許されざる者」は、オリジナルとリメイクがどちらも傑作になった稀有な例。基本プロットは元の話に忠実、しかしオリジナリティとして米国に無くて日本にあるもの、この国の歴史を持ってきた。考え方はシンプルだが仕上りはリメイクのお手本の様に見事。 雄大な自然の中で展開するのは、時代に忘れられ未開の大地の片隅でひっそりと生きる者たちの、哀しい業の物語だ。
「そして父になる」は、生まれた時に赤ん坊を取り違えられた対照的な二つの家族の物語。守るべきは血縁か?共に過ごした時間なのか?親は無条件に子供を愛せるのか?もしも自分ならどうするか。幾つもの重い問いを投げかけられ、ミステリアスな人の心を垣間見る濃密な2時間だ。内容は全然違うが、ただ結婚したり子供が出来ただけで家族になるのではなく、そこに歴史あってはじめて家族になる、というのはドイツ映画の佳作「おじいちゃんの里帰り」と同じテーマである。
「危険なプロット」は、フランソワ・オゾンの描く官能的でミステリアスな物語の迷宮。小説家崩れの文学教師がふと目を留めた生徒の作文。自らは恵まれなかった才能を感じた教師は生徒に“続き”を書かせる事にのめり込むが、何時しかその小説はフィクションを超えて現実を侵食し、物語の支配者になろうとした教師は破滅への道を転げ落ちる。ある種の物語論であり作家論でもある。
「ペコロスの母に会いに行く」は、85歳の森崎東監督が描き出す、団塊の世代の息子と認知症の母とのユーモラスで切ない黄昏の日々。やがて浮かび上がってくる母の人生。歴史の街長崎で、現代と過去、そして現代と未来が溶け合う瞬間の何と映画的な事! 今年は「愛、アムール」、「しわ」、「拝啓、愛しています」と同じ題材を描いた各国の作品が続いたが、四者四様のオチの付け方の違いが面白い。ユーモアがベースにあるからか本作が一番希望的に感じた。
「かぐや姫の物語」は、私的ムービー・オブ・ザ・イヤー。宮崎駿に続いて高畑勲もまた最も美しく、最も神々しい作品を作り上げた。「風立ちぬ」が芥川賞的作品だとすれば、こちらは直木賞的な王道の娯楽映画。かぐや姫が本当に欲しかったものとは?罪と罰とは何なのか?誰もが知る物語を通して描きあげられるのは、かけがえの無い命の物語であり、作家の小宇宙に再構築されたこの世界そのもの。映画史に残る娯楽アニメーションの傑作中の傑作だ。
「ゼロ・グラビティ」は、鬼才アルフォンソ・キュアロンの仕掛けた暗喩的サバイバルアドベンチャー。大宇宙一人ぼっち 、あの恐ろしい予告編がそのまま90分続くのだ。3D映像で、ただ圧倒的臨場感の宇宙空間を体感し、シンプルながら緻密に構成され、深い意味の隠された物語の妙を味わう。過去に類似した作品が全く無い、古くて新しい究極のアトラクション映画だ。
「ハンガー・ゲーム2」は、日本ではなぜかコケちゃった世界的ヒット作の第二弾。死のゲームを生き延びた主人公は、燃え上がる革命のアイコンとなる。これをバトロワの亜流的なキワものと思ってはいけない。ジュブナイル色の強い濃密な人間ドラマであり、前作を遥かに上回るドラマチックなディストピアSFの傑作である。 次回作が待ち遠しい!
以上が、今年の「忘れられない映画たち」である。
例によって観た時は凄く良かったけど、今振り返るとそれほど印象に残っておらず、外した作品もあるし、時間が経った今の方が存在感が高まってきた作品もある。
日本映画では他にも、3.11後の日常を見据えた山田洋次監督の「東京家族」や内田伸輝監督の「おだやかな日常」が現代日本の現実を突きつけ、三池崇監督は「藁の盾」をパワフルなエンターテイメントとして描きあげた。
伝説のテレビドラマを素晴らしき女性賛歌へと昇華した「おしん」、山崎貴監督がベストセラーを見事に映像化した「永遠の0」も優れた作品である。
外国映画ではブライアン・デ・パルマ監督の 「パッション」、ニール・ジョーダン監督の「ビザンチウム」、レオス・カラックス監督の「ホーリー・モータース」など、作家性の強いベテラン監督による久々の“らしい”作品が多く、全盛期を知るオールドファンとしてはうれしいサプライズ。
「偽りなき者」や「ハンナ・アーレント」など、個人と社会の関わりを見つめ、深く考察した秀作も目立った。
ジャンル映画では、タランティーノがマニアックに描いた「ジャンゴ 繋がれざる者」や、J.J.エイブラムスが鮮やかな職人技を発揮した「スタートレック イン・トゥ・ダークネス」、ホラー卒業を宣言した第一人者、ジェームズ・ワン監督の「死霊館」も素晴らしい。
ホラー系では、ジャンル解体を試みた大怪作「キャビン」、そして「死霊のはらわた」における新鋭フェデ・アルバレス監督の演出力も注目に値する。
また厳密にはホラーとは言えないかもしれないが、日本映画「桜、ふたたびの加奈子」のコワ哀しい独特のタッチも印象に残った。
さて、来年はどんな作品と出会えるだろう。
記事には書かなかったが、色々な映画祭の出品作品で日本で正式公開して欲しい作品も多かった。
それでは皆さん、良いお年を。
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各国の政治の季節も一段落し、間もなく希望と不安が半分ずつの2014年がやってくる。
今年の日本映画を一言で表すなら、「イヤー・オブ・ジブリ」という事になるだろう。
映画史に残る「となりのトトロ」と「火垂るの墓」の公開からちょうど四半世紀の節目の年に、宮崎駿と高畑勲は共に圧倒的なクオリティで自身の最高傑作を作り上げ、アニメーション映画の世界に地殻変動を起こした。
二人の天才にリードされた、一つの時代が終わったのが今年2013年だと思う。
一方の外国映画は世界各国から優れた作品がやってきたが、個人的には遂に3D技術を新たな演出手法として使いこなした作品が続出したのが印象深い。
それでは、今年の劇場公開作品から「忘れられない映画たち」を鑑賞順に。
「ライフ・オブ・パイ/虎と漂流した227日」は、アン・リー監督が到達した至高の物語論。無理数のπ(パイ)という割り切れない名を持つ少年の語る漂流記は、果たして真実なのか?虎のリチャード・パーカーは実在したのか?圧倒的な映像表現によって、観客は小さな救命ボートの同乗者となり、神性を求める哲学的冒険譚へと旅立つのである。
「ゼロ・ダーク・サーティ」は、ビン・ラディンという姿を見せない恐怖のアイコンによって、人生を支配された一人の女性の、悲しく切ない青春映画だ。世界一漢らしい映画を撮る女性監督、キャスリン・ビグローの演出は今回もキレキレで、息詰まる緊張が157分間に渡って続く。ラストシーンで主人公の頬をつたう涙は、一体何を意味するのだろうか?
「王になった男」は、影武者に仕立てられ15日間だけ王の代理を務める道化が、何時しか本物の“王”となってゆく物語。陰謀渦巻く宮廷劇であり、ラブストーリーであり、骨太のリーダー論であり、何よりも良く出来た人間ドラマだ。人間味溢れる魅力的なキャラクターをユーモアを隠し味に演じ、重厚な存在感を見せるイ・ビョンホンが素晴らしい。
「横道世之介」は、誰にでもある人生を黄金時代の物語。天真爛漫な世之介は皆を照らす太陽だ。特に特別なことが起こる訳ではなく、描かれるのはごく“普通”の80年代の青春。それでも二度と戻らない過去は登場人物それぞれの記憶の中で昇華され、美しい輝きを放つ。世之介世代の私には懐かしいアルバムを観る様だった。
「遺体 明日への十日間」は、3.11から10日間のある遺体安置所の出来事。タイトルも内容もストレートだが、そうでないと伝わらない事もある。 劇映画故にドキュメンタリーよりも距離が近く、より生身の人間たちを感じる。影響範囲が広い原発事故が大きなイシューとなった事で大元の震災と津波には早くも風化の兆しがある。災害の多い国で、喪失とどう向き合うかという意味でも重要な作品だ。
「汚れなき祈り」は、ルーマニアで実際に起こったエクソシスト事件を描いた作品。とは言っても、もちろんホラーではなく、二人の女性を軸に信仰と不寛容を問うた力作だ。信仰に生きる友を神の愛から取り戻そうとする者は、必然的に罪深い悪魔とされるしかない。愛と罪、個の意思と信仰など複雑な人間心理に迫ったズシリと重い作品だ。
「リンカーン」は、南北戦争末期、戦争終結と奴隷制に止めを刺す合衆国憲法修正13条の成立という相反する二つの政策を同時に成し遂げなければならなくなった大統領の苦悩を描く。 混乱と戦火の中で、弱き心を奮い立たせ、幾つもの重く辛い決断をした150年前のリーダーの姿は、今の我々に何を語りかけるのか?ゼロ年代以降のスピルバーグ作品のベスト。
「セデック・バレ」は、大日本帝国施政下の台湾で起こった先住民族の反乱、いわゆる霧社事件を描いた前後編実に4時間30分におよぶウェイ・ダーション監督の大力作。「文明が屈服を強いるなら、俺たちは野蛮の魂を見せてやる」虐げられた民の反乱に映画的カタルシスを感じる一方、自分が紛れもなく抑圧者の側である事に複雑な痛みを感じるのだ。
「きっと、うまくいく」は、いわばインド人がサービス精神満載で作った「横道世之介」だ。高度成長期真っ只中のインド版学園コメディは、真夏の太陽の様な熱を持っている。輝かしい青春の記憶は今を生きるエネルギーとなり、笑に涙、ミュージカルや社会風刺まで盛り込んでの2時間50分は全く長く感じない。全ての伏線を完璧に回収してゆく作劇も鮮やかだ。
「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」は、刹那的な生き方をする孤独なライダー、彼を射殺した警官、そして二人の息子たちの15年に及ぶ運命の物語。 141分の上映時間中、主人公が二度入れ替わる脚本構成が面白い。宿命的に出会った二人の男と父の背中を追う息子たちの物語は、父性を描く現代アメリの叙事詩に昇華される。
「はじまりのみち」は、原恵一による木下惠介トリビュートにして69年前に作られた「陸軍」へのアンサームービー、そして何より大いなる映画賛歌だ。木下作品のインスパイアから原恵一が生み出したゾクゾクする幾つもの映画的瞬間は、昭和と平成の名匠による時代を超えた素晴らしいコラボレーションであり、きな臭さを増す現代日本への鋭い警鐘となっている。
「さよなら渓谷」は、まことに不可解な人の心を描く秀作だ。ある事件が発端で、暴き出される隣人夫婦の驚くべき秘密。“妻”は本来憎むべき男を“夫”とし、今また彼を犯罪者に陥れようとする。究極の憎しみの果てにあるのは、一体何か。大森立嗣監督では、秋葉原通り魔事件を映画的に再解釈した「ぼっちゃん」も刺激的な秀作だ。
「モンスター・ユニバーシティ」は、名作「モンスターズ・インク」の前日譚だが、これ一本でも十分に堪能出来る上々の出来。夢いっぱいの大学生活は同時に自分自身が何者かと、この社会の現実を知ってゆく期間でもある。それでも夢への道は決して一つではないのだ。ディズニー・ピクサーではディズニーブランドながら、どちらかと言えばピクサー的な、ゲームキャラたちの“自分の居場所”を巡る物語、「シュガー・ラッシュ」も素晴らしい。
「風立ちぬ」は、宮崎駿の集大成にして、(本人曰く)引退作品。過去の作品の中でも今までで一番私小説的に振り切った内容で、遂にファミリー映画というくびきを逃れた。 呪われた宿命を受け入れてでも、力を尽くして生き、美しいモノを作る。宮崎駿が零戦の設計者である堀越二郎の半生に自らを投影して描く、とてつもなく残酷で、美しいアニメーション映画だ。
「ブランカニエベス」は、白雪姫の童話を20世紀前半のスペインに置き換え、白雪姫が実はマタドールだったというユニークな設定に落とし込む。全編モノクロ、音楽と一部効果音以外サイレントという作りも単に奇を衒った物ではなく、エンターテイメントとして昇華される。 異色のスパニッシュファンタジーの裏側には映画黎明期へのレクイエムが隠されているのだ。
「パシフィック・リム」は、人型ロボvs巨大怪獣という中二魂の夢の結晶。ルチャリブレの国のスーパーオタク、ギレルモ・デル・トロが作り上げた史上最強の怪獣プロレスは、文字通り環太平洋《パシフィック・リム》の各地で繰り広げられ、130分間怒涛の勢いでアドレナリンを燃やし尽くす。 日本の全ての怪獣映画ファンはラストの字幕に涙しただろう。
「日本の悲劇」は、小林政広監督による大変な問題作。登場人物は僅かに四人、一軒の家の中だけで展開する小さな物語は、日本人一億二千万人の縮図である。鬱病、リストラ、老い、そして震災。ほんの数年前まで細やかな幸せに包まれていた彼らは、なぜ悲劇に落ちてしまったのか?一つの家族というミクロを通して日本というマクロが見えてくる。 ユニークな音響演出が秀逸だ。
「ペインレス」は、スペイン内戦の時代に出現した無痛症の子供達を巡る歴史ミステリー。 白血病で余命幾ばくもない主人公の自らのルーツを探る旅は、いつに間にか1930年代に始まる痛覚を持たない奇妙な子供たちを巡る、血塗られた歴史の闇を掘り出してしまう。「パンズ・ラビリンス」に「灼熱の魂」を組み合わせた様な、哀しく切ない人間ドラマの秀作だ。
「許されざる者」は、オリジナルとリメイクがどちらも傑作になった稀有な例。基本プロットは元の話に忠実、しかしオリジナリティとして米国に無くて日本にあるもの、この国の歴史を持ってきた。考え方はシンプルだが仕上りはリメイクのお手本の様に見事。 雄大な自然の中で展開するのは、時代に忘れられ未開の大地の片隅でひっそりと生きる者たちの、哀しい業の物語だ。
「そして父になる」は、生まれた時に赤ん坊を取り違えられた対照的な二つの家族の物語。守るべきは血縁か?共に過ごした時間なのか?親は無条件に子供を愛せるのか?もしも自分ならどうするか。幾つもの重い問いを投げかけられ、ミステリアスな人の心を垣間見る濃密な2時間だ。内容は全然違うが、ただ結婚したり子供が出来ただけで家族になるのではなく、そこに歴史あってはじめて家族になる、というのはドイツ映画の佳作「おじいちゃんの里帰り」と同じテーマである。
「危険なプロット」は、フランソワ・オゾンの描く官能的でミステリアスな物語の迷宮。小説家崩れの文学教師がふと目を留めた生徒の作文。自らは恵まれなかった才能を感じた教師は生徒に“続き”を書かせる事にのめり込むが、何時しかその小説はフィクションを超えて現実を侵食し、物語の支配者になろうとした教師は破滅への道を転げ落ちる。ある種の物語論であり作家論でもある。
「ペコロスの母に会いに行く」は、85歳の森崎東監督が描き出す、団塊の世代の息子と認知症の母とのユーモラスで切ない黄昏の日々。やがて浮かび上がってくる母の人生。歴史の街長崎で、現代と過去、そして現代と未来が溶け合う瞬間の何と映画的な事! 今年は「愛、アムール」、「しわ」、「拝啓、愛しています」と同じ題材を描いた各国の作品が続いたが、四者四様のオチの付け方の違いが面白い。ユーモアがベースにあるからか本作が一番希望的に感じた。
「かぐや姫の物語」は、私的ムービー・オブ・ザ・イヤー。宮崎駿に続いて高畑勲もまた最も美しく、最も神々しい作品を作り上げた。「風立ちぬ」が芥川賞的作品だとすれば、こちらは直木賞的な王道の娯楽映画。かぐや姫が本当に欲しかったものとは?罪と罰とは何なのか?誰もが知る物語を通して描きあげられるのは、かけがえの無い命の物語であり、作家の小宇宙に再構築されたこの世界そのもの。映画史に残る娯楽アニメーションの傑作中の傑作だ。
「ゼロ・グラビティ」は、鬼才アルフォンソ・キュアロンの仕掛けた暗喩的サバイバルアドベンチャー。大宇宙一人ぼっち 、あの恐ろしい予告編がそのまま90分続くのだ。3D映像で、ただ圧倒的臨場感の宇宙空間を体感し、シンプルながら緻密に構成され、深い意味の隠された物語の妙を味わう。過去に類似した作品が全く無い、古くて新しい究極のアトラクション映画だ。
「ハンガー・ゲーム2」は、日本ではなぜかコケちゃった世界的ヒット作の第二弾。死のゲームを生き延びた主人公は、燃え上がる革命のアイコンとなる。これをバトロワの亜流的なキワものと思ってはいけない。ジュブナイル色の強い濃密な人間ドラマであり、前作を遥かに上回るドラマチックなディストピアSFの傑作である。 次回作が待ち遠しい!
以上が、今年の「忘れられない映画たち」である。
例によって観た時は凄く良かったけど、今振り返るとそれほど印象に残っておらず、外した作品もあるし、時間が経った今の方が存在感が高まってきた作品もある。
日本映画では他にも、3.11後の日常を見据えた山田洋次監督の「東京家族」や内田伸輝監督の「おだやかな日常」が現代日本の現実を突きつけ、三池崇監督は「藁の盾」をパワフルなエンターテイメントとして描きあげた。
伝説のテレビドラマを素晴らしき女性賛歌へと昇華した「おしん」、山崎貴監督がベストセラーを見事に映像化した「永遠の0」も優れた作品である。
外国映画ではブライアン・デ・パルマ監督の 「パッション」、ニール・ジョーダン監督の「ビザンチウム」、レオス・カラックス監督の「ホーリー・モータース」など、作家性の強いベテラン監督による久々の“らしい”作品が多く、全盛期を知るオールドファンとしてはうれしいサプライズ。
「偽りなき者」や「ハンナ・アーレント」など、個人と社会の関わりを見つめ、深く考察した秀作も目立った。
ジャンル映画では、タランティーノがマニアックに描いた「ジャンゴ 繋がれざる者」や、J.J.エイブラムスが鮮やかな職人技を発揮した「スタートレック イン・トゥ・ダークネス」、ホラー卒業を宣言した第一人者、ジェームズ・ワン監督の「死霊館」も素晴らしい。
ホラー系では、ジャンル解体を試みた大怪作「キャビン」、そして「死霊のはらわた」における新鋭フェデ・アルバレス監督の演出力も注目に値する。
また厳密にはホラーとは言えないかもしれないが、日本映画「桜、ふたたびの加奈子」のコワ哀しい独特のタッチも印象に残った。
さて、来年はどんな作品と出会えるだろう。
記事には書かなかったが、色々な映画祭の出品作品で日本で正式公開して欲しい作品も多かった。
それでは皆さん、良いお年を。

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この記事へのコメント
『キャビン』の登場はホラー映画の歴史を大きく変えそうですね。
それを今年映画館で見れたのは数年後にいい財産になりそうです。
さて今年もお世話になり、ありがとうございました。
来年もまたよろしくお願い致します。
それを今年映画館で見れたのは数年後にいい財産になりそうです。
さて今年もお世話になり、ありがとうございました。
来年もまたよろしくお願い致します。
25作品も!選出されたのですね。本当に、イヤー・オブ・ザ・ジブリの今年でした。なんと、一つの時代が終わってしまいましたか。
カブったのは『風立ちぬ』と『かぐや姫』の2作のみでしたが、『汚れなき祈り』や『ブランカニエベス』『危険なプロット』は、私も25作選出していれば絶対入りました。
見ていないのは残念ながら『セデック・バレ』!これ見逃したの痛いな〜。後は『王になった男』『日本の悲劇』『ペインレス』。『遺体』は先日見たばかりでした。
来年もよろしくお願いします。良いお年を。
カブったのは『風立ちぬ』と『かぐや姫』の2作のみでしたが、『汚れなき祈り』や『ブランカニエベス』『危険なプロット』は、私も25作選出していれば絶対入りました。
見ていないのは残念ながら『セデック・バレ』!これ見逃したの痛いな〜。後は『王になった男』『日本の悲劇』『ペインレス』。『遺体』は先日見たばかりでした。
来年もよろしくお願いします。良いお年を。
後半はスルーしてしまった作品がたくさんあって、かぐや姫とかゼロとかまだ観てないんですよね。
ノラネコさんとは『ペインレス』『ブランカニエベス』とかでは意見が一致してましたねー。スペイン映画万歳ですよ。
『セデック・バレ』もよかったねえ。
ということでよいお年を!
ノラネコさんとは『ペインレス』『ブランカニエベス』とかでは意見が一致してましたねー。スペイン映画万歳ですよ。
『セデック・バレ』もよかったねえ。
ということでよいお年を!
>にゃむばななさん
「キャビン」は実際に観たのは去年なんですけど、余りにぶっ飛んだ展開にビックリしました。
まあ同じ事は二度と出来ないけど、やはり映画はやったもん勝ちだなと(笑
来年もよろしくお願いします~
よいお年を~
>とらねこさん
うちは心に残った映画括りなんで、毎年20本以上にはなっちゃうんですよねえ。
まあもしベスト10にしたとしても今年はジブリのワンツーだったと思います。
そのぐらい凄い物を見せてもらいました。
来年もよろしくお願いします。
よいお年を~
>rose_chocolatさん
そうですね。スペイン語圏の映画は凄く元気。
「ふたりのアトリエ」やラテンビートで観た作品も印象的なものが多かったし。
「セデック・バレ」は長さが長さだから気合入れてみたけど、テンションMAXのままあっという間でした。
来年もよろしくお願いします。
よいお年を~
「キャビン」は実際に観たのは去年なんですけど、余りにぶっ飛んだ展開にビックリしました。
まあ同じ事は二度と出来ないけど、やはり映画はやったもん勝ちだなと(笑
来年もよろしくお願いします~
よいお年を~
>とらねこさん
うちは心に残った映画括りなんで、毎年20本以上にはなっちゃうんですよねえ。
まあもしベスト10にしたとしても今年はジブリのワンツーだったと思います。
そのぐらい凄い物を見せてもらいました。
来年もよろしくお願いします。
よいお年を~
>rose_chocolatさん
そうですね。スペイン語圏の映画は凄く元気。
「ふたりのアトリエ」やラテンビートで観た作品も印象的なものが多かったし。
「セデック・バレ」は長さが長さだから気合入れてみたけど、テンションMAXのままあっという間でした。
来年もよろしくお願いします。
よいお年を~
「セデック・バレ」はとても興味深い記事を読んだことがあって気にはなっていたんですよね。機会があればぜひ鑑賞してみたいです。
来年もどうぞ宜しくお願いします。
来年もどうぞ宜しくお願いします。
2013/12/30(月) 21:54:32 | URL | かのん #.2cgsHzE[ 編集]
こんにちは。
まだ見てない作品もおおくて、これからチェックしながら見て意向と思います。
王の男もみれなかったんですよね。。。
さてさて今年もお世話になりありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。
まだ見てない作品もおおくて、これからチェックしながら見て意向と思います。
王の男もみれなかったんですよね。。。
さてさて今年もお世話になりありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。
自分のには入ってませんが、「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」はそういえば唸った作品だったかも、と思い出しています。
今年はこれってものはなかった気がしていますが、こうしてみると良い作品はそれなりにあるんですよね。
来年も良い作品とたくさん出会いたいものですね。
今年もお世話になりました
来年もよろしくです!
今年はこれってものはなかった気がしていますが、こうしてみると良い作品はそれなりにあるんですよね。
来年も良い作品とたくさん出会いたいものですね。
今年もお世話になりました
来年もよろしくです!
>かのんさん
あの映画は4時間以上あるのですが、全然長さを感じない力作でした。
来年も熱い魂のある映画に出会いたいですね。
よいお年を~
>Nakajiさん
韓国映画は他にも「殺人の告白」や「ベルリンファイル」もよかったのですが、内容的に一番好みだったのがこれでした。
来年もよろしくお願いします。
よいお年を~
>たいむさん
今年は娯楽性と芸術性のバランスのよい楽しんで深く考えられる秀作が多かった様に思います。
来年はどんな映画にであえるでしょうね。
よいお年を~
あの映画は4時間以上あるのですが、全然長さを感じない力作でした。
来年も熱い魂のある映画に出会いたいですね。
よいお年を~
>Nakajiさん
韓国映画は他にも「殺人の告白」や「ベルリンファイル」もよかったのですが、内容的に一番好みだったのがこれでした。
来年もよろしくお願いします。
よいお年を~
>たいむさん
今年は娯楽性と芸術性のバランスのよい楽しんで深く考えられる秀作が多かった様に思います。
来年はどんな映画にであえるでしょうね。
よいお年を~
相変わらず、地方在住者の悲しき宿命(?)で、大作中心の公開作品ばかりの中、
観たい作品だけを観ていた1年でしたが、来年もこのペースが激変するとも思えず^_^;
でも、懲りずに今年もお付き合いくださってありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
観たい作品だけを観ていた1年でしたが、来年もこのペースが激変するとも思えず^_^;
でも、懲りずに今年もお付き合いくださってありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
わー、コメしたんですが入ってなかったですね。
認証で失敗したみたい。。
私の1位が入ってるー☆
ブランカニエベス、唯一寝ちゃったのでみなおさないと書けないなぁって、そんな作品はじめてでした。
ペインレスも良かったですよね。
来年もよろしくお願いします☆
認証で失敗したみたい。。
私の1位が入ってるー☆
ブランカニエベス、唯一寝ちゃったのでみなおさないと書けないなぁって、そんな作品はじめてでした。
ペインレスも良かったですよね。
来年もよろしくお願いします☆
地元では上映なしの作品が多いー。
「王になった男」良かったですよね。
「パシフィック・リム」は特撮やロボットアニメが好きだったのでテンション上がりましたわー。
今年は邦画があまり観られませんでした~残念。
来年も良い作品に出会いたいですね。
来年もよろしくお願いいたします。
「王になった男」良かったですよね。
「パシフィック・リム」は特撮やロボットアニメが好きだったのでテンション上がりましたわー。
今年は邦画があまり観られませんでした~残念。
来年も良い作品に出会いたいですね。
来年もよろしくお願いいたします。
こんばんは。
こうして拝見させて頂くと、見逃したりしたもの含め、思い出す作品が多々です!
来年も素晴らしい作品にたくさん出会いたいですね!!
今年もお世話になりありがとうございました。
来年もどうぞ宜しくお願いします。
良いお年を~!!
こうして拝見させて頂くと、見逃したりしたもの含め、思い出す作品が多々です!
来年も素晴らしい作品にたくさん出会いたいですね!!
今年もお世話になりありがとうございました。
来年もどうぞ宜しくお願いします。
良いお年を~!!
昨年もお世話になりました。ブログの方へはとんとご無沙汰ですいません。ノラネコさんのベストで印象深いのはやはり『パシフィック・リム』と『はじまりのみち』ですね。この2本(特に『はじまりのみち』の方)は興行的には厳しかったようで。原監督にはめげずにまたいい作品作って欲しいものです
ジブリの2本も見ごたえありましたが、宮崎監督が引退し高畑監督も次があるかわからない状態で、これからどうなっていくのか興味はつきないです。わたし悟朗監督の作風はけっこう好きなんですけどね
来年もよろしくお願いします
ジブリの2本も見ごたえありましたが、宮崎監督が引退し高畑監督も次があるかわからない状態で、これからどうなっていくのか興味はつきないです。わたし悟朗監督の作風はけっこう好きなんですけどね
来年もよろしくお願いします
こんばんは。
ブランカニエベスは今日観て来たんですが、新年初の映画に選んで良かったなと思える作品でした。
キャビンはDVDで観たんですが、ぶっ飛んだ展開にホラーが苦手な私も結構好きな作品になりました。
ブランカニエベスは今日観て来たんですが、新年初の映画に選んで良かったなと思える作品でした。
キャビンはDVDで観たんですが、ぶっ飛んだ展開にホラーが苦手な私も結構好きな作品になりました。
昨年は楽しいひと時をありがとうございました。
図々しくも、私の高校時代に作った8ミリを
大モニターでかけていただき、
ほんとうに感謝感謝です。
まだ、スピルバーグはもちろんのこと、
大林宣彦とも出会っておらず、
ゴダール、パゾリーニが一番と思っていた
青二才の頃の映画です。
大切な時間、お目汚しすみませんでした。
今年もよろしくお願いします。
図々しくも、私の高校時代に作った8ミリを
大モニターでかけていただき、
ほんとうに感謝感謝です。
まだ、スピルバーグはもちろんのこと、
大林宣彦とも出会っておらず、
ゴダール、パゾリーニが一番と思っていた
青二才の頃の映画です。
大切な時間、お目汚しすみませんでした。
今年もよろしくお願いします。
>悠雅さん
確かに大都市どまりの映画も多いですよね。
とはいえ、大作にも相変わらず秀作が多かったし、今年も期待作が目白押し。
本年もよろしくお願いします。
>migさん
「ブランカニエベス」「ペインレス」をはじめスペイン語圏の映画が元気な年でした。
今年も早速アルモドバルの新作が来るので楽しみです。
本年もよろしくお願いします。
>yukarinさん
「王の男」はタイトル通りの王道の娯楽映画でした。
新年の一発目は「ゼロ・グラビティ」で再び恐怖の宇宙旅行にしました。
今年もよろしくお願いします。
確かに大都市どまりの映画も多いですよね。
とはいえ、大作にも相変わらず秀作が多かったし、今年も期待作が目白押し。
本年もよろしくお願いします。
>migさん
「ブランカニエベス」「ペインレス」をはじめスペイン語圏の映画が元気な年でした。
今年も早速アルモドバルの新作が来るので楽しみです。
本年もよろしくお願いします。
>yukarinさん
「王の男」はタイトル通りの王道の娯楽映画でした。
新年の一発目は「ゼロ・グラビティ」で再び恐怖の宇宙旅行にしました。
今年もよろしくお願いします。
>オリーブリーさん
毎年終わってみると、忘れられない映画ばかり。
12ヵ月後にはやっぱりこのぐらいの本数を選んでしまうのでしょう。
本年もよろしくお願いします。
>SGA屋伍一さん
私は「ゲド」でがっかりし「コクリコ」でビックリした口ですから、吾朗監督の次回作には大いに期待してます。
「夢と狂気の王国」でキレた姿もなんとも言えない良いキャラクターがありました。
という訳で本年もよろしくお願いします。
>はるみんさん
新年の一本目が「ブランカニエベス」とはなかなか素晴らしいチョイスですね。
ジンワリと染み渡るラテンファンタジーの世界を堪能されたのではないでしょうか。
本年もよろしくお願いします。
>えいさん
いえいえ、こちらこそ貴重な物を見せていただきました。
やはり時代性がダイレクトに出ていたのが面白かったですね。
そうか、時代はヌーベルバーグ。
そう考えると一層興味深いですね。
本年もよろしくお願いします。
毎年終わってみると、忘れられない映画ばかり。
12ヵ月後にはやっぱりこのぐらいの本数を選んでしまうのでしょう。
本年もよろしくお願いします。
>SGA屋伍一さん
私は「ゲド」でがっかりし「コクリコ」でビックリした口ですから、吾朗監督の次回作には大いに期待してます。
「夢と狂気の王国」でキレた姿もなんとも言えない良いキャラクターがありました。
という訳で本年もよろしくお願いします。
>はるみんさん
新年の一本目が「ブランカニエベス」とはなかなか素晴らしいチョイスですね。
ジンワリと染み渡るラテンファンタジーの世界を堪能されたのではないでしょうか。
本年もよろしくお願いします。
>えいさん
いえいえ、こちらこそ貴重な物を見せていただきました。
やはり時代性がダイレクトに出ていたのが面白かったですね。
そうか、時代はヌーベルバーグ。
そう考えると一層興味深いですね。
本年もよろしくお願いします。
ノラネコさん☆
昨年はお世話になりました。
よき新年を迎えられたことと思います。
ノラネコさんの忘れられない映画は、様々なジャンルが網羅されていて、見ていても楽しいですね。
残念ながら観ていない作品も多いですが、参考にさせていただきたいです。
今年もノラネコさんのぐっと深いレビューをたのしみにしております。どうぞよろしくお願いいたします。
昨年はお世話になりました。
よき新年を迎えられたことと思います。
ノラネコさんの忘れられない映画は、様々なジャンルが網羅されていて、見ていても楽しいですね。
残念ながら観ていない作品も多いですが、参考にさせていただきたいです。
今年もノラネコさんのぐっと深いレビューをたのしみにしております。どうぞよろしくお願いいたします。
ノラネコさん、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
みなさんがランキングであげている「ゼロ・グラビティ」は今年に入って観に行ってきました。
今後のSF映画に影響を与える感じがしますね。
ジブリ関係だと僕は「かぐや姫の物語」だけランキングさせました。
あの年でここまでのエネルギーでアニメーションに挑む監督のこだわりを強く感じました。
また今年もよい作品に出会えるとよいですね。
今年もよろしくお願いします。
みなさんがランキングであげている「ゼロ・グラビティ」は今年に入って観に行ってきました。
今後のSF映画に影響を与える感じがしますね。
ジブリ関係だと僕は「かぐや姫の物語」だけランキングさせました。
あの年でここまでのエネルギーでアニメーションに挑む監督のこだわりを強く感じました。
また今年もよい作品に出会えるとよいですね。
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2014/01/05(日) 16:59:55 | | #[ 編集]
ノラネコさんこんばんわ♪かなり遅くなってしまいましたが、明けましておめでとうございます^^;今年も宜しくお願い致します。
ノラネコさんの昨年の1本!って呼べるくらい印象に残ったのは『かぐや姫の物語』と言った所でしょうか?確かに絶賛するのも頷ける傑作ですよね。なんかアニメーションの奥深さというか『凄味』みたいなのを感じたタッチでしたし、大胆解釈した物語も無理矢理感が無くて見応えがあったのも印象的。個人的にジブリ作品の1位は『もののけ姫』だったんですが、かぐや姫観てからはもののけは2位になっちゃいました。
あとその他ではやはり『パシフィック・リム』とかですねぇ^^これが自分の昨年のムービー・オブ・ザ・イヤーw『アベンジャーズ』以上に歓喜してたのでした(笑
そいえば今年もジブリは最新作が出るようですし、ハリウッド娯楽もゴジラにトランスフォーマーと目白押し。どちらも昨年に負けないような良作だといいですね。楽しみです♪
ノラネコさんの昨年の1本!って呼べるくらい印象に残ったのは『かぐや姫の物語』と言った所でしょうか?確かに絶賛するのも頷ける傑作ですよね。なんかアニメーションの奥深さというか『凄味』みたいなのを感じたタッチでしたし、大胆解釈した物語も無理矢理感が無くて見応えがあったのも印象的。個人的にジブリ作品の1位は『もののけ姫』だったんですが、かぐや姫観てからはもののけは2位になっちゃいました。
あとその他ではやはり『パシフィック・リム』とかですねぇ^^これが自分の昨年のムービー・オブ・ザ・イヤーw『アベンジャーズ』以上に歓喜してたのでした(笑
そいえば今年もジブリは最新作が出るようですし、ハリウッド娯楽もゴジラにトランスフォーマーと目白押し。どちらも昨年に負けないような良作だといいですね。楽しみです♪
>ノルウェーまだ~むさん
基本食わず嫌いがないもので、毎年なんともとりとめの無いリストになってしまいます。
観る作品をチョイ絞らなきゃとも思ってるんですが(笑
今年もよろしくおねがいします~
>はらやんさん
「ゼログラ」師走に凄い映画がでてきたものです。
これをSFと呼ぶべきかはわかりませんが、3D演出の新たな指標となるのは間違いないでしょうね。
今年もよろしくお願いします~
>メビウスさん
そうですね。
ジブリ作品が二年連続というのは珍しい。
ポスト宮崎・高畑時代の試金石になるだけに、大いに注目ですね。
「パシリム」の興奮を受け継いでくれるであろう「ゴジラ」にも期待です。
今年もよろしくお願いしますね~
基本食わず嫌いがないもので、毎年なんともとりとめの無いリストになってしまいます。
観る作品をチョイ絞らなきゃとも思ってるんですが(笑
今年もよろしくおねがいします~
>はらやんさん
「ゼログラ」師走に凄い映画がでてきたものです。
これをSFと呼ぶべきかはわかりませんが、3D演出の新たな指標となるのは間違いないでしょうね。
今年もよろしくお願いします~
>メビウスさん
そうですね。
ジブリ作品が二年連続というのは珍しい。
ポスト宮崎・高畑時代の試金石になるだけに、大いに注目ですね。
「パシリム」の興奮を受け継いでくれるであろう「ゴジラ」にも期待です。
今年もよろしくお願いしますね~
ノラネコさん、あけましておめでとうございます(ってまだ言ってもいいんでしょうか?)。
いつもノラネコさんの評価額を参考にさせていただいてます。
ツィッターも拝読しております^^
今年もたくさんの「忘れられない映画たち」に出会いたいものです。
記事やつぶやき、楽しみにしていますね♪
どうぞよろしくお願いします!
いつもノラネコさんの評価額を参考にさせていただいてます。
ツィッターも拝読しております^^
今年もたくさんの「忘れられない映画たち」に出会いたいものです。
記事やつぶやき、楽しみにしていますね♪
どうぞよろしくお願いします!
あけましておめでとうございます。
ブロガーのベスト10できました。
皆さんのおかげで、10回を迎えることができました~。
気力が続く限り、いつまでもやってるつもりなので、これからもよろしくお願いします~。
ブロガーのベスト10できました。
皆さんのおかげで、10回を迎えることができました~。
気力が続く限り、いつまでもやってるつもりなので、これからもよろしくお願いします~。
2014/01/10(金) 23:17:33 | URL | aq99 #ID6Bkufw[ 編集]
>真紅さん
既に二本ほど忘れられなそうな映画に出会えた今年はきっと良い年になるでしょう。
本年もよろしくお願いします。
>aq99さん
毎年お疲れ様です。
10回ですか。
一時に比べれば映画ブロガーさんも減った気がしますが、それでも大変な労力ですね。
毎年楽しみにしてますんで、末永くお願いします!
既に二本ほど忘れられなそうな映画に出会えた今年はきっと良い年になるでしょう。
本年もよろしくお願いします。
>aq99さん
毎年お疲れ様です。
10回ですか。
一時に比べれば映画ブロガーさんも減った気がしますが、それでも大変な労力ですね。
毎年楽しみにしてますんで、末永くお願いします!
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2013/12/30(月) 23:05:35 | 新・辛口映画館
2013年も多くの映画作品を鑑賞しました。
今回は自分が2013年に鑑賞した映画を振り返ります。
2013/12/30(月) 23:12:30 | FREE TIME
以下、facebookより転載 今年のMY外国映画ベスト15、日本映画ベスト15、ほか勝手に個人賞です。 毎年ブログに書いてるんですが、今年はfacebook始めたので、facebookにも載せます。 まずは日本映画ベスト15 1.恋の渦(大根仁監督作品) 2.横道世之介(沖田修一監督作品
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*「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」
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*「愛、アムール」
*「偽りなき者」
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----あれれ、今年は“無人島”じゃないんだ。
「うん。
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そう考えていたら、この島、
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2014/01/02(木) 22:32:02 | はるみのひとり言
あけまして おめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたします。 さて、私の昨年度ベスト20を発表いたします。例年通り、HPに掲載しているのと同じ要領で、邦・洋混成のベスト20です。
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2014/01/06(月) 13:12:25 | 映画!That' s Entertainment
☆はいはい、遅ればせながら、私の映画賞を発表させて頂きます。
先ず、最優秀作品賞の候補を挙げておきます。
昨年は、まっだまだ、いい作品がいっぱいありました!
『横道世之介』・・・どうぞ、世之介を好きになって下さい。
...
2014/01/07(火) 01:19:50 | 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
ベストテンを挙げることができるほど映画を観ていないのですが…私の恒例行事でありますし、無理矢理でもなんでもMyベストテンとして発表したいと思います。
ただし「ゼログラビティ」と「かぐや姫の物語」をこれから観るつもりなので、後で加筆して順位が変わるかもしれま...
2014/01/07(火) 06:46:31 | 自主映画制作工房Stud!o Yunfat 改め ALIQOUI film 映評のページ
年末恒例、そして自分にとってはブログ納めでもあるベスト映画選出ですが、自分のベストの場合ジャンルの偏りも然る事ながら観賞数もかなり少ないため、最早悩むまでも無いくらい選出が容易になってるここ数年であって、今年はそれが特に顕著になってる気がしますねぇ・・。未公開作品の観賞もかなり減っちゃったので、それが更に拍車を掛けた感じでもあります
なので今回は例年のようにベスト10といった本数で括らず、...
2014/01/07(火) 21:31:45 | シネマをぶった斬りっ!!
2013年に見た映画は141本。
そのうち何本かはブログにアップ出来ていない。
2012年まではできるだけアップしていたんだけどなぁ。
昨年と同じ書き方で印象に残ったもの(いい意味はもちろん、悪いのも含む)
★は短編。
Googleドキュメント表計算形式はこちらから
1月
ももいろそらを
テッド
さよならドビュッシー
2月
さまよう獣
公式に私の名...
2014/01/08(水) 23:34:30 | 単館系
2013年に劇場鑑賞した作品の中から、洋画はベスト10、邦画はベスト5を選ん
でみました(+αあり)。
昨年、劇場鑑賞した映画は85本、そのうち邦画は20本(23.5%)です。自宅
鑑賞を含めると、89本の作品を鑑賞しました。劇場鑑賞数は1本増えています
が、自宅鑑賞数が激減(12本)しています。これも、ぜんぶiphoneのせい、と
いうことで(汗)。
◇ ...
2014/01/09(木) 12:52:21 | 真紅のthinkingdays
ブロガーのベスト10を集計し続けて早10年。
(過去のベスト10 2012年、2011年、2010年、2009年、2008年、2007年、2006年、2005年、2004年)
去年宣言したとおり10回目なんで100ブログを調べましたよ〜。
得点の付け方は、1位10点、2位9点…9位2点、10位1点。
邦画...
2014/01/10(金) 23:18:52 | 『パパ、だ〜いスキ』と言われたパパの映画日記
私が2013年、劇場で見た58本の映画をまとめました。
タイトルはずっと「ランキング」にもかかわらず、今まで一度もランキング形式にしていなかったので今回はトップ10をランキング形式です。
また、今振り返ると見た直後の評価の基準が結構ブレているので、そこは改めてレべリングし直しました。
基本的には、以下のような考え方。星の中の並び順には意味はありません。
★★★★★・・・傑作。DV...
2014/01/11(土) 23:19:13 | センタのダイアリー
2013年に自分が見た映画の中で面白かった物をピックアップして紹介してみたいと思います。(
2014/01/16(木) 14:28:33 | 翼のインサイト競馬予想
2013年に観賞した新作映画の、個人的に好きな順の順位発表!
2014/01/18(土) 21:49:49 | 或る日の出来事
2013年映画ベストテン発表!
>新年、あけましておめでとうございます。
嬉しいことが沢山ありますように!
2014/01/18(土) 22:51:35 | soramove
<新作 マイ・ベスト45> 「カンタ!ティモール」(2012、広田奈津子監督、日
2014/12/31(水) 19:20:50 | 銀の森のゴブリン
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