2014年11月04日 (火) | 編集 |
森は、魔法と秘密に満ちている。
今回は、小さな小さな世界を舞台にした、素晴らしい洋画アニメーションを2本まとめて。
フランスの「ミニスキュル~森の小さな仲間たち~」は、南フランスの自然を背景に、昆虫たちの冒険を描く同名テレビシリーズのザ・ムービーだ。
元々テレビと映画を同時に制作する企画だったらしく、映画版は単体で完全に独立した話になっており、一見さんでも全く問題ない。
テレビ版は1話2~5分の短編だったが、こちらは89分と大幅にスケールアップ。
物語の前半では、羽を失い家族とはぐれてしまったテントウ虫の子供が、思いがけない縁で角砂糖を運ぶ黒アリのキャラバンの仲間になり、アリ塚までの長い旅をする。
そして後半は、砂糖を狙う強大な赤アリの大軍から、アリ塚を守るための大バトルが繰り広げられるという、まるで「ロード・オブ・ザ・リング」三部作をミニミニ化したような、スペクタクルなロードムービーになっている。
極小世界で壮大な“サガ”を描く本作は、色々な意味で極めてユニークな作品だ。
まず昆虫たちの鳴き声以外、台詞は存在しない。
キャラクターデザインも、特徴的な大きな目以外ほとんどカリカチュアされていないが、ユーモラスな動きと目の演技でちゃんと感情が伝わってきて、最後にはブーとかピーという鳴き声もなんとなく何を言っているのか想像出来る様になるのだから、たいしたもの。
自然に「やめて~」とか「今行くぞ~」とか脳内アフレコしながら観てしまう(笑
アニメーション表現において、瞳の存在がいかに大切かよくわかる作品だ。
小さな命にどっぷり感情移入すると、テントウ虫も黒アリも、おそらくジブリアニメへのオマージュであろう、足の生えたまっくろくろすけ風のクモも、実に愛らしく感じられるようになり、思わずグッズが欲しくなるだろう。
昆虫たちが比較的リアルな造形なのは、技術的な理由もある。
本作はCGアニメーションでありながら、引き画には美しい南フランスの森や草原の実景が、効果的に使われているのだ。
冒頭では、人間の若い夫婦が森にピクニックに来るシーンが実写で描かれる。
妊娠中の妻が突然産気付いて、夫婦は広げたシートを片づける間もなく慌てて立ち去ってしまう。
彼らが残した食べ物に昆虫たちが群がり、その中の角砂糖が入ったコンテナを巡って物語が展開するという訳だ。
CGの昆虫たちを現実の風景にコンポジットし、あえて被写界深度を浅くしたマクロっぽいカメラで捉える事によって、昆虫たちの世界を覗き込んだら、こんなドラマが展開していた!というリアリティを感じさせるのである。
よった画では背景もCGに置き換わるが、綿密に照明が計算され、ほとんど実景とCGがシームレスとなった映像は見事な仕上がりだ。
人間が森に残したアイテムを、昆虫たちがどう使うかも面白い。
執拗に角砂糖を狙う赤アリに追われながらも、黒アリのキャラバンとテントウ虫は何とかアリ塚にたどり着く。
しかし貪欲な赤アリは、大軍を仕立てて攻めてくるのだ。
ナチュラルな雰囲気の黒アリのアリ塚に対して、赤アリのアリ塚がなんだかローマ帝国風だったり、キャラクターデザインとは違ってアリ社会の世界観はかなり戯画的。
ひっつき虫の投石器(笑)なども投入して圧倒的に攻める赤アリに対して、黒アリたちは人間たちが森に捨てたり忘れたりした物の貯蔵庫をもっており、その中の“ある物”を戦いの切り札にしようとする。
だがそれを使うには、もう一つ別のアイテムが必要で、友達となった黒アリたちを助けるために、テントウ虫が単独でそれを取りに行く。
黒アリvs赤アリの攻城戦と、アリ塚が攻め落とされるまでに、必要アイテムをゲットして帰還しなくてはならないテントウ虫の冒険という2本のプロットが絡み合うクライマックスは、本家「ロード・オブ・ザ・リング」もかくやというスリリングな展開。
悠久の森の命の循環を感じさせるラストまで、極めて完成度の高い秀作である。
二本目は、ウィリアム・ジョイスの絵本「The Leaf Men and the Brave Good Bugs」を原案に、ジョイス自らも参加して脚色したアファンタジー、「メアリーと秘密の王国」だ。
監督は「アイス・エイジ」「ロボッツ」で知られるクリス・ウェッジで、プロダクションも同じブルー・スカイ・スタジオ。
本国公開から既に一年半が過ぎ、日本公開はもう諦めて海外版Blu-rayで鑑賞済みだったが、なかなかの出来栄えなので大スクリーンで観られるのはうれしい。
これも森の中のミニミニの世界を描くファンタジーという点は共通だが、「ミニスキュル」とはだいぶ装いが異なる。
主人公となるのは、ティーンエイジャーの少女、メアリー・キャサリン(M.K.)。
彼女は母の死によって、疎遠だった父親の元にやって来るのだが、父親は森に住む小人を発見することに人生を捧げた変人で、今どきの娘であるM.K.は、当然そんな戯言を信じておらず、全力で父親の生き方を否定する。
ところが、ひょんな事から彼女は妖精の女王から森の未来を決める“ツボミ”を託され、ミニサイズになって冒険を繰り広げる事になるのだ。
命を再生する聖なる力を持つ女王の森には、カラフルな妖精たちと守護戦士、リーフマンたちの王国と、腐敗を好み、すべてを枯らそうとするボーガンという勢力があり、女王が代替わりする今はボーガンたちが王国の支配を狙っている。
ツボミは明るい月光の下で開花させる必要があり、もしも暗闇で開花してしまえば、次期女王から聖なる力は失われてしまう。
M.K.は、森の運命をかけた光と闇のツボミ争奪戦に巻き込まれ、やがて自らの意思でリーフマンたちと冒険へと旅立つ。
本作の設定は、リック・ベッソン監督の「アーサーとミニモイ」シリーズに少し似ているが、ぶっちゃけこっちの方がはるかに面白い。
作品のベースの部分に、少女と父親との葛藤があり、冒険の帰結する先と葛藤の解消がしっかりと結びついているから、物語の展開に説得力があるのだ。
映画の中で何度も出てくるキーワードが“全てのことは関係している”ということである。
この世界に偶然は無く、全ては必然によって結びつき、物事は巡って行く。
父親が小人の研究者であることも、M.K.がそれに反発していることも、女王から森の運命を委ねられたことも、この世界の理による必然。
一歩間違えるといわゆる“御都合主義”に陥ってしまうところだが、本作はエピソードが有機的に絡み合い、バランスよく展開する。
CGアニメーションとしてのクオリティは高く、同じブルー・スカイ・スタジオの「リオ/初めての空へ」同様、森の中を飛び回るシークエンスの素晴らしい飛翔感は見ものだ。
相当に立体効果が高そうで、日本では3D版が用意されないのが何とももったいない。
本作も「ミニスキュル」も、国内ではイオンシネマ系の独占公開となる。
買い物ついでの親子連れの囲い込みを狙ったマーケッティングなのだろうが、最近日本ではマイナー扱いの洋画アニメーションが、郊外型のシネコンで独占公開されるケースが増えている。
もちろん劇場スルーよりはずっとマシなのだけど、どうしても客単価を抑えざるをえないので、3D版も字幕版も用意されないのは、大きなお友だちとしては残念だ。
まあ「ミニスキュル」に関しては元から台詞がないから、字幕は関係ないけど。
どちらの作品もクオリティと作品規模から言えば、もっと大々的に公開されて良いはずだが、これが日本における洋画アニメーションが置かれた現状。
劇場で観られただけで、幸運というべきか・・・。
今回は森をイメージさせるカクテル、「グリーンピース」をチョイス。
“豆”ではなくて“緑の平和”の意。
サントリーMIDORIを30ml、ブルー・キュラソー20ml、パイナップル・ジュース15ml、レモンジュース1tsp、生クリーム15mlをシェイクしてグラスに注ぐ。
フルーティなフレーバーを生クリームがスムーズにまとめ、パインとレモンの酸味がアクセントに。
甘口の優しい味わい、ターコイズカラーの見た目も美しいカクテルだ。
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今回は、小さな小さな世界を舞台にした、素晴らしい洋画アニメーションを2本まとめて。
フランスの「ミニスキュル~森の小さな仲間たち~」は、南フランスの自然を背景に、昆虫たちの冒険を描く同名テレビシリーズのザ・ムービーだ。
元々テレビと映画を同時に制作する企画だったらしく、映画版は単体で完全に独立した話になっており、一見さんでも全く問題ない。
テレビ版は1話2~5分の短編だったが、こちらは89分と大幅にスケールアップ。
物語の前半では、羽を失い家族とはぐれてしまったテントウ虫の子供が、思いがけない縁で角砂糖を運ぶ黒アリのキャラバンの仲間になり、アリ塚までの長い旅をする。
そして後半は、砂糖を狙う強大な赤アリの大軍から、アリ塚を守るための大バトルが繰り広げられるという、まるで「ロード・オブ・ザ・リング」三部作をミニミニ化したような、スペクタクルなロードムービーになっている。
極小世界で壮大な“サガ”を描く本作は、色々な意味で極めてユニークな作品だ。
まず昆虫たちの鳴き声以外、台詞は存在しない。
キャラクターデザインも、特徴的な大きな目以外ほとんどカリカチュアされていないが、ユーモラスな動きと目の演技でちゃんと感情が伝わってきて、最後にはブーとかピーという鳴き声もなんとなく何を言っているのか想像出来る様になるのだから、たいしたもの。
自然に「やめて~」とか「今行くぞ~」とか脳内アフレコしながら観てしまう(笑
アニメーション表現において、瞳の存在がいかに大切かよくわかる作品だ。
小さな命にどっぷり感情移入すると、テントウ虫も黒アリも、おそらくジブリアニメへのオマージュであろう、足の生えたまっくろくろすけ風のクモも、実に愛らしく感じられるようになり、思わずグッズが欲しくなるだろう。
昆虫たちが比較的リアルな造形なのは、技術的な理由もある。
本作はCGアニメーションでありながら、引き画には美しい南フランスの森や草原の実景が、効果的に使われているのだ。
冒頭では、人間の若い夫婦が森にピクニックに来るシーンが実写で描かれる。
妊娠中の妻が突然産気付いて、夫婦は広げたシートを片づける間もなく慌てて立ち去ってしまう。
彼らが残した食べ物に昆虫たちが群がり、その中の角砂糖が入ったコンテナを巡って物語が展開するという訳だ。
CGの昆虫たちを現実の風景にコンポジットし、あえて被写界深度を浅くしたマクロっぽいカメラで捉える事によって、昆虫たちの世界を覗き込んだら、こんなドラマが展開していた!というリアリティを感じさせるのである。
よった画では背景もCGに置き換わるが、綿密に照明が計算され、ほとんど実景とCGがシームレスとなった映像は見事な仕上がりだ。
人間が森に残したアイテムを、昆虫たちがどう使うかも面白い。
執拗に角砂糖を狙う赤アリに追われながらも、黒アリのキャラバンとテントウ虫は何とかアリ塚にたどり着く。
しかし貪欲な赤アリは、大軍を仕立てて攻めてくるのだ。
ナチュラルな雰囲気の黒アリのアリ塚に対して、赤アリのアリ塚がなんだかローマ帝国風だったり、キャラクターデザインとは違ってアリ社会の世界観はかなり戯画的。
ひっつき虫の投石器(笑)なども投入して圧倒的に攻める赤アリに対して、黒アリたちは人間たちが森に捨てたり忘れたりした物の貯蔵庫をもっており、その中の“ある物”を戦いの切り札にしようとする。
だがそれを使うには、もう一つ別のアイテムが必要で、友達となった黒アリたちを助けるために、テントウ虫が単独でそれを取りに行く。
黒アリvs赤アリの攻城戦と、アリ塚が攻め落とされるまでに、必要アイテムをゲットして帰還しなくてはならないテントウ虫の冒険という2本のプロットが絡み合うクライマックスは、本家「ロード・オブ・ザ・リング」もかくやというスリリングな展開。
悠久の森の命の循環を感じさせるラストまで、極めて完成度の高い秀作である。
二本目は、ウィリアム・ジョイスの絵本「The Leaf Men and the Brave Good Bugs」を原案に、ジョイス自らも参加して脚色したアファンタジー、「メアリーと秘密の王国」だ。
監督は「アイス・エイジ」「ロボッツ」で知られるクリス・ウェッジで、プロダクションも同じブルー・スカイ・スタジオ。
本国公開から既に一年半が過ぎ、日本公開はもう諦めて海外版Blu-rayで鑑賞済みだったが、なかなかの出来栄えなので大スクリーンで観られるのはうれしい。
これも森の中のミニミニの世界を描くファンタジーという点は共通だが、「ミニスキュル」とはだいぶ装いが異なる。
主人公となるのは、ティーンエイジャーの少女、メアリー・キャサリン(M.K.)。
彼女は母の死によって、疎遠だった父親の元にやって来るのだが、父親は森に住む小人を発見することに人生を捧げた変人で、今どきの娘であるM.K.は、当然そんな戯言を信じておらず、全力で父親の生き方を否定する。
ところが、ひょんな事から彼女は妖精の女王から森の未来を決める“ツボミ”を託され、ミニサイズになって冒険を繰り広げる事になるのだ。
命を再生する聖なる力を持つ女王の森には、カラフルな妖精たちと守護戦士、リーフマンたちの王国と、腐敗を好み、すべてを枯らそうとするボーガンという勢力があり、女王が代替わりする今はボーガンたちが王国の支配を狙っている。
ツボミは明るい月光の下で開花させる必要があり、もしも暗闇で開花してしまえば、次期女王から聖なる力は失われてしまう。
M.K.は、森の運命をかけた光と闇のツボミ争奪戦に巻き込まれ、やがて自らの意思でリーフマンたちと冒険へと旅立つ。
本作の設定は、リック・ベッソン監督の「アーサーとミニモイ」シリーズに少し似ているが、ぶっちゃけこっちの方がはるかに面白い。
作品のベースの部分に、少女と父親との葛藤があり、冒険の帰結する先と葛藤の解消がしっかりと結びついているから、物語の展開に説得力があるのだ。
映画の中で何度も出てくるキーワードが“全てのことは関係している”ということである。
この世界に偶然は無く、全ては必然によって結びつき、物事は巡って行く。
父親が小人の研究者であることも、M.K.がそれに反発していることも、女王から森の運命を委ねられたことも、この世界の理による必然。
一歩間違えるといわゆる“御都合主義”に陥ってしまうところだが、本作はエピソードが有機的に絡み合い、バランスよく展開する。
CGアニメーションとしてのクオリティは高く、同じブルー・スカイ・スタジオの「リオ/初めての空へ」同様、森の中を飛び回るシークエンスの素晴らしい飛翔感は見ものだ。
相当に立体効果が高そうで、日本では3D版が用意されないのが何とももったいない。
本作も「ミニスキュル」も、国内ではイオンシネマ系の独占公開となる。
買い物ついでの親子連れの囲い込みを狙ったマーケッティングなのだろうが、最近日本ではマイナー扱いの洋画アニメーションが、郊外型のシネコンで独占公開されるケースが増えている。
もちろん劇場スルーよりはずっとマシなのだけど、どうしても客単価を抑えざるをえないので、3D版も字幕版も用意されないのは、大きなお友だちとしては残念だ。
まあ「ミニスキュル」に関しては元から台詞がないから、字幕は関係ないけど。
どちらの作品もクオリティと作品規模から言えば、もっと大々的に公開されて良いはずだが、これが日本における洋画アニメーションが置かれた現状。
劇場で観られただけで、幸運というべきか・・・。
今回は森をイメージさせるカクテル、「グリーンピース」をチョイス。
“豆”ではなくて“緑の平和”の意。
サントリーMIDORIを30ml、ブルー・キュラソー20ml、パイナップル・ジュース15ml、レモンジュース1tsp、生クリーム15mlをシェイクしてグラスに注ぐ。
フルーティなフレーバーを生クリームがスムーズにまとめ、パインとレモンの酸味がアクセントに。
甘口の優しい味わい、ターコイズカラーの見た目も美しいカクテルだ。

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この記事へのコメント
とにかく映像が綺麗だった~ばっか書きましたけど、
子供におすすめのファンタジーとしてええ作品だったと思います。
ご覧になってたんですね~(^-^)
2Dしか上映されてなかったけど確か料金が安かったと思います。
・・・イオンでも郊外のとこでしかやってないってのも残念ですね~。
子供におすすめのファンタジーとしてええ作品だったと思います。
ご覧になってたんですね~(^-^)
2Dしか上映されてなかったけど確か料金が安かったと思います。
・・・イオンでも郊外のとこでしかやってないってのも残念ですね~。
>Agehaさん
「メアリー」も「ミニスキュル」もとても良く出来たファミリー映画なんで、イオンシネマだけじゃなくて都心でもやってほしいですね。
もっとも郊外型シネコンの独占だから、なんとか劇場公開できたんでしょうけど。
日本はディズニー・ピクサー以外の洋画アニメの墓場ですからねえ。
「メアリー」も「ミニスキュル」もとても良く出来たファミリー映画なんで、イオンシネマだけじゃなくて都心でもやってほしいですね。
もっとも郊外型シネコンの独占だから、なんとか劇場公開できたんでしょうけど。
日本はディズニー・ピクサー以外の洋画アニメの墓場ですからねえ。
2014/11/11(火) 23:12:00 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
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森に“小さな人たち”の世界があると信じている研究者の父親と暮らすため、森の奥地にある家を訪れた10代の少女メアリー。 彼女は、小さな森の王国の女王と出会い、花のつぼみを託される。 その瞬間、メアリーの身体も数センチに縮んでしまった! 茫然とする彼女の前に、小さな森の王国の兵士リーフマンたちが現われる。 つぼみを今日中に開花させないと、王国に未来はないというのだ…。 ファンタジー・アニメ。 ≪...
2014/11/07(金) 11:30:00 | 象のロケット
ぶっちゃけノーマークで、予定には入ってなかったんだけど、
たまたまTwitterのタイムラインにあがってきた動画をみていきなり見に行った作品。(;´∀`)
例によってミーハーです。
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2014/11/09(日) 13:14:56 | ペパーミントの魔術師
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アニメーション
2014年文部科学省選定作品なんですなー。
映像はとても美しく、腐食する自然と再生する自然の戦いというのもわかりやすく...
2015/01/04(日) 10:48:09 | いやいやえん
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