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ショートレビュー「妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!・・・・・評価額1550円」
2017年01月05日 (木) | 編集 |
CGでも結構イケるニャン!

キッズアニメの定番が、なぜか春休みとGWに集中する中、お正月の顔として定着した大人気シリーズ第三弾。
このシリーズは大人気ない大人たちが全力で世界観を遊び倒し、本来のターゲットであるはずの子供に全然媚びて無いのがいい。
第二作は短編集的な作りだったが、今回はしっかり長編。
謎の空飛ぶクジラ妖怪によって、2次元のアニメ世界と実写世界が入れ替わってしまうという、かなり冒険的な内容になっている。
これはある種のパラレルワールドで、事態の影響を受けるのは、基本的に妖怪だけ。
人間は二つの世界に同じ人物はいるものの、別人格という設定になのだが、妖怪と親しくなりすぎた天野景太は、妖怪と同じく二つの世界で同一人格ということになっている。
実はもう一人、怪我で挫折したバレリーナの少女・カナミという、この映画の本当の意味での主人公がいて、もう一度自由に踊りたいという彼女の願望が悪しき妖怪を呼び寄せ、なんでもありのアニメ世界を実写世界と繋げてしまったというワケだ。

昭和の時代からのキッズ漫画やアニメをメタ的に俯瞰するスタンスは相変わらずで、実写CG+アニメの表現手法がこの構造を明確化する。
劇場一作「誕生の秘密だニャン!」のタイムトラベルによる二重世界が、今回は現実世界とアニメ世界のパラレルワールドに置き換えられたと思えばいい。
カナミの心に巣喰った悪しきクジラ妖怪を倒して、彼女の傷ついた心を癒すのが物語の骨子だが、実写世界に行くとアニメならではのカートゥーン的誇張表現が封じられちゃって、キャラも妙に現実的になってしまう。
全然凄そうに見えないジバニャンのひゃくれつ肉球とか、組み立てに異常に時間がかかるUSAぴょんの戦車とか、アニメの表現ってカリカチュアされてるけど、現実にはこんなだよねーという冷めた目線が可笑しい。
クジラ妖怪改めクジラマンと戦いながら、2つの世界が目まぐるしく入れ替わるアイディアは面白かった。

子供たちにはカワイイ妖怪キャラとベタなギャグで笑ってもらいつつ、クライマックスに懐かしの「ウルトラQ」のケムール人までぶち込んだパロディとオマージュの嵐は、オリジナルを知らない子供より、むしろ大人の方が楽しめるかも、というか作り手は確実に楽しんでる。
カナミの心がクジラ妖怪を呼び寄せ、ダークサイドに支配されつつある一方、彼女の大切な”友達”であるコアラ人形がコアラニャン(笑)という迷った心を象徴する妖怪化して、景太たちと一緒に彼女を助けようとするのは涙。
子供たちと付き添いのお父さん、お母さん、それぞれに違った視点から楽しめる、正月映画としてなかなかに良く出来た作品だと思う。
それにしても、ゲームベースだけあって、妖怪キャラのCGとの親和性は非常に高いから、このパラレルワールド設定は別の形でいずれまた使えそう。
ただ、妖怪キャラでぬらりひょんと閻魔大王だけは、なぜかイケメン俳優二人が演じてるのだけど、彼らもCGで良かったのでは?
・・・あっ、なるほどお母さんサービスか!

今回はレベルファイブのある福岡の地ビール、杉能舎の「博多麦酒 スタウト」をチョイス。
じっくり焙煎されたロースト麦芽と、ほのかな甘みを醸し出す出すハニーモルトで仕込まれた上質の黒ビール。
苦味が少なく、やわらかなビロードのような喉越しの上品な味わいで、創業140年の老舗の酒蔵が作るだけあって、繊細なこだわりを感じる。

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コメント
この記事へのコメント
> 妖怪キャラでぬらりひょんと閻魔大王だけは、なぜかイケメン俳優二人が演じてるのだけど、彼らもCGで良かったのでは?

妖怪ではなく人間だけど、デザインで言ったらハライチの澤部が演じたキャラもCGでも良さげだし。あの地獄の二人組は人間の役者でもそんなに違和感なかったです。
2017/01/06(金) 08:09:45 | URL | ふじき78 #rOBHfPzg[ 編集]
こんにちは
>ふじき78さん
いやいや、ハライチのキャラは「おっさん」と言わせたいがためだから人間じゃないとダメですw
2017/01/08(日) 13:50:57 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
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